この「タルト」というのは当時の松山藩主・松平定行によって長崎から伝えられたといわれており、当時長崎探題職を兼務していた定行が長崎に入港したポルトガル船で南蛮菓子を頂き、その味に感動し製法を松山に持ち帰ったといわれています。
現在の餡入りの形は定行が独自に考案したと考えられており、その後久松松平家の家伝とされ、明治以降松山の菓子司に技術が伝わり、愛媛の銘菓となりました。
そんなタルトの特徴はぎっしりと詰め込まれた餡と「の」の字型の断面。是非お手元にお取り寄せ、お楽しみ頂ければと思います。
550円~1,060円(税込)